「骨盤矯正で妊娠しやすくなる?」
「自分の姿勢の悪さが不妊につながっているのかな…」
妊活をされている方は、なかなか妊娠につながらず、このような疑問を持たれたこともあるかもしれません。
果たして骨盤矯正は、妊活に効果的なのでしょうか。
本記事では、骨盤矯正と妊活の関係についてお伝えしようと思います。
残念ながら、骨盤矯正が不妊治療に効果的という明確なエビデンスは現在のところありません。
しかし、当然ながら私はこういった活動をしている立場でもありますし、少なくとも間接的には関連していると考えています。
まずは、不妊と骨盤の関係についてみていきましょう。
骨盤はカラダの中心部に位置し、重要な内臓を含む多くの器官を支える基盤となるものです。
骨盤が歪むことで、カラダの内部機能に様々な影響を及ぼします。
特に、影響を受けやすいのが血流の悪化とホルモンバランスの乱れです。
血流が悪化すると各器官への栄養供給や酸素の運搬が不十分になり、生殖機能に悪影響を与える可能性があります。
ホルモンバランスの乱れは、排卵周期の悪化につながり、結果的に妊娠の可能性を低下させてしまいます。
猫背や腰反りなどは骨盤が歪むひとつの原因ですが、このような姿勢の悪さによって椎間板が圧迫され自律神経に影響を及ぼすことがあります。
子宮や卵巣などの内臓は、自律神経によって機能しますので、自律神経が圧迫されることにより生殖機能が低下する可能性があるのです。
また、内臓機能の正常な働きが妨げられることで、妊娠しにくい状態を引き起こしてしまいます。
骨盤が歪んでしまう原因についてはいくつかありますが、特に重要なのは以下の2点です。
長時間の座り仕事や立ち仕事、寝る前のスマートフォンの使用などは骨盤の歪みを引き起こします。
また、猫背や腰反り、座る時に足を組む、片足に重心を置くなどの普段何気なくやってしまう行動にも注意が必要です。
姿勢が悪いということは、見た目だけの問題ではありません。
日常の習慣が徐々に骨盤のバランスを損ねていき、不妊のリスクを上げます。
運動不足は、カラダのさまざまな部位に悪影響を及ぼすことが知られていますが、骨盤の歪みにもつながる可能性があります。
運動不足により、骨盤を支える筋肉や靭帯が弱まっていきます。
腹部や背中、骨盤底の筋肉が適切に働かない場合、骨盤の安定性が損なわれ骨盤の歪みが生じやすくなります。
妊活に骨盤矯正を取り入れることによって以下のような効果が見込めます。
骨盤矯正で骨盤が正しい位置に戻ることにより、子宮や卵巣機能が改善できる可能性があります。
子宮や卵巣などの内臓は自律神経によって機能しているため、自律神経の圧迫を無くすことで働きが活発化します。
また、生理痛や便秘などの内臓由来の症状が改善され、結果として妊娠しやすくなるという流れを生み出せます。
カラダのバランスが悪い状態というのは、さまざまな不調の原因ともなります。
骨盤矯正によりカラダのバランスが整えられることで、姿勢や日常の動作などが改善できます。
これにより、日常のストレスを減らし、ホルモンバランスを整えることにつながります。
カラダのバランスが良くなると健康的な毎日を過ごせるようになり、体内環境が妊娠しやすい状態になっていきます。
妊活をするときに、いつ骨盤矯正を受ければいいのかという疑問があるかもしれません。
妊活中は「妊娠しやすい状態を保つ」ということが大切な考え方です。
定期的に骨盤矯正をおこなうことによって、骨盤の歪みのないバランスよいカラダを作り、妊娠しやすい体質への改善が目指せます。
特に骨盤矯正をしたあとは、しばらく血流の良い状態になりますので着床しやすくなります。
妊活を考えたときは、骨盤の歪みについて悩みがなかったとしても一度骨盤の状態をみてもらうとよいでしょう。
現在のところ、骨盤矯正によって妊娠しやすくなるということは医学的に認められてはいません。
しかしながら骨盤矯正によって骨盤の位置が正しい位置に戻ることにより、血流改善と内臓機能への効果は見込めます。
その結果子宮や卵巣機能が改善する可能性があることから、妊娠しやすいカラダ作りにおいて骨盤矯正は効果的と考えられるのではないでしょうか。
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