ヨガで妊活!メリットとおすすめのポーズを紹介

ヨガを妊活に取り入れている人は増えてきています。

妊活のためのヨガ講座を設けているヨガスタジオやサロンもありますが、ヨガが妊活に効果的といわれている理由は何なのでしょうか。

この記事では、妊娠しやすいカラダづくりをするためにヨガに取り組むメリットを紹介します。

妊活でおすすめのヨガポーズも厳選したので、ぜひ試してみてください。

妊活でヨガを取り入れる4つのメリット

妊活では、ヨガに取り組むと心身にプラス効果があります。

妊活ヨガのレッスンを受ける方法もありますが、自宅でも気軽に始めることができます。

ここでは妊活でヨガをする4つのメリットを見ていきましょう。

腰椎や胸椎の神経圧迫を改善できる

ヨガは、腰椎や胸椎の神経圧迫の改善に役立ちます。

背骨の曲がりや、姿勢が悪いと腰痛や肩こりといった不調が起こりやすいですが、ヨガによる姿勢矯正でこれらの症状を緩和することができます。

神経圧迫に伴う不調はストレス源となり、心身の健康に影響を与えることがあります。

ヨガによる身体的な改善が全体的な健康状態を向上させ、それが妊娠しやすい状態へとつながる可能性があると考えられます。

骨盤の位置がしっかりと整う

妊活中におけるヨガのメリットの一つは、骨盤の矯正に役立つことです。

骨盤が不正確な位置にあると、妊娠しにくさや流産のリスクを高める可能性があると考えられています。

ヨガを通じて骨盤の位置を適切に調整し、周囲の筋肉を強化することで骨盤を安定させられます。

カラダのバランスが改善され、妊娠しやすい体質へと導くことが期待できます。

全身の血行が改善する

ヨガは血液の循環を良くする効果があります。

骨盤や骨格の歪みが起きて血行が悪くなると、子宮や卵巣などの妊娠に欠かせない器官の機能が低下する原因になります。

全身の循環が悪くなると冷え性になりやすく、肩こりなどの症状も出てくるでしょう。

ヨガを通して循環を改善すると、心身ともに妊娠に適した状態に向かいます。

自律神経系が安定する

ヨガは、精神の統一を促し自律神経系のバランスを改善する効果があるとされています。

ストレスなど様々な要因から自律神経のバランスが崩れることで、うつ症状の原因となったり、ホルモンバランスの乱れを招いたりすることがあります。

このような状態は、妊娠を望む人にとって妊娠しづらい環境を作り出すことが知られています。

ヨガを実践することで、メンタルヘルスのケアと自律神経の活動を整えられます。

カラダと心の両面から妊娠しやすい状態へと導くことに期待できます。

妊活のヨガでおすすめのポーズ

ここでは妊娠できない悩みがある人におすすめのヨガのポーズを紹介します。

簡単にできるポーズなので気軽に試してみましょう。

合蹠(がっせき)のポーズ

合蹠のポーズは、骨盤の歪みの改善や血流の促進に効果的なポーズです。

あぐらを組んでいるような形ですが、ヨガの基本となるポーズの一つとして位置づけられています。

両膝を外側に開き、両足の裏を合わせた状態で、両手でつま先をつかみます。

背筋を真っ直ぐに保ちつつ、足先を体の方向に引き寄せて、股関節から内腿にかけてのストレッチを意識しましょう。

この状態を30秒ほどキープすることで、骨盤の調整に作用します。

弓のポーズ

弓のポーズは、柔軟性を高め内臓にマッサージ効果をもたらすポーズです。

特に背中と腹部のストレッチに効果的で、血流の促進によって全身のエネルギーが高まるとされています。

弓のポーズは、うつ伏せの姿勢から始めます。

うつ伏せになった状態で、両膝を曲げて両手で足首を掴みます。

その後、両膝を伸ばしながら上半身を持ち上げ、身体が弓のように反る姿勢を作ります。

その状態で腹式呼吸をゆっくり3回~5回程度行っていきます。

ローランジ

ローランジは骨盤周りを中心として全身の姿勢を整えられるポーズで、三日月のポーズとも言われています。

股関節に働きかけて全身の状態を改善できるのが特徴です。

ローランジでは股関節を前後に開いて上半身を真上に大きく伸ばします。

まず、右足を前に踏み出して90度くらいに立て、左足の膝を床に付けましょう。

両手を右足に一度乗せて姿勢を整えたら、両手の平を揃えて真上に伸ばしていきます。

骨盤を意識して水平に保たれている姿勢を保ちます。

この状態で深呼吸をしながらキープして、元の姿勢に戻りましょう。

ガス抜きのポーズ

ガス抜きのポーズは、ストレスの緩和に効果的なヨガのポーズです。

床に仰向けになり、片方の膝を曲げて両腕で抱え、深呼吸を3回ほど繰り返します。

その後、反対の膝を抱えてまた同じように深呼吸を繰り返しましょう。

ガス抜きのポーズは、骨盤の歪み対策の他にむくみ対策にもなります。

消化管の活動もサポートできるので、便秘の悩みがあるときにも解消できる可能性があります。

まとめ

ヨガを妊活に取り入れると、心身の状態が良好になって妊娠しやすい状態を作り上げることができます。

腰痛や肩こり、冷え性などの症状がある人や、背骨や骨盤の歪みが気になっている人はヨガを始めてみましょう。

当サロンでは、専門のヨガインストラクターが在籍し、マタニティヨガやパーソナルヨガを体験できます。

ご希望の方はお気軽にご相談ください。